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当たり判定ゼロ シューティング成分を多めに配合したゲームテキストサイトです

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ヒトガタを奉納するお寺「藤瀧不動尊」に行ってきた

ヒトガタを奉納するちょっと変わったお寺が群馬県にあると聞いたので行ってきました。
群馬~栃木間には「わたらせ渓谷線」というトロッコ列車が走る路線があるのですが、わたらせ渓谷線の花輪駅からすぐのところです。


特段看板での案内とかは無かった気がするのですが、電車で行く場合は花輪駅から少し北に登ったところ、車で行く場合は国道から下りて花輪駅に向かう途中にこのような柱があるので、間を抜けていきます。


坂道を抜けていくと


本堂と思われる建物がありますので、脇道をそのまま進んで山に登っていきましょう。ちなみにあまりにも誰も訪れていないせいか、お賽銭を入れると賽銭箱に小銭が引っ付いて落ちなくなってしまいました。やむを得ず近くの木の枝で賽銭箱の中を突っついてお金を落としたけど、めっちゃ罰当たり感強い……。


本堂の前には不動明王ご真言のふりがな表記が。ひらがなで「うんたらたー」とか言われると何か間の抜けた感じがある。

虫がめちゃくちゃ多いので手で払いながらそのまま上に登っていくと、何だか緑色のヒラヒラがかかった階段にたどり着きます。




ヒトガタだー!
全身のヒトガタがあったり、手だけのものがあったり、足だけのものがあったりします。しかし、それに対して本堂から歩いてても一切の説明書きがないため、どういう意味でヒトガタが奉納されているのか参拝者は理解することができず、結果的に唐突にヒトガタだけが吊るされてて非常にシュール。知らないで行った人マジでびっくりするでしょ。この手のやつからすると、吊るした部分の病気平癒的な意味合いなのだろうけど、ヒトガタのルックス的に「祈りというより呪いでしょコレ……」ってなる。なんかこう……治りそうなオーラみたいなのが伝わってこない……!


さらにもう少し進んでいくと、ちょっとした社のようなものがあって剣の金型みたいなのが供えてある。ただそれにも何の説明書きもないので、ただ唐突に置いてあるだけで意味は不明。不動明王の真言にふりがな振るより、ヒトガタや剣の意味の方が教えて欲しい感溢れる。


会社入ってすぐのころ、毎月なぜか給料とかいうのが振り込まれるようになったため、B級スポット的なものを巡るのを趣味にしていた時期があるのですが、藤瀧不動尊のヒトガタ見て思い出したのは、愛知県の風天洞でした。


風天洞の場合は、呪法に使われそうな小さいヒトガタというよりは、大きなヒトの像で、自分の体で治癒をしてほしいところにお札を貼るというもの。こっちも等身大の像に札をペタペタ貼るものだから目の前にあるとルックス的にかなり不気味で、RPGの敵(魔法攻撃がとくい)で出てきそうな雰囲気すごい。なぜ人間はヒトを写し出したものに願をかけると跳ね返って自分も良くなると思い込んでしまうのか。

ちなみに風天洞は、これ以外にもその名のとおりひんやりとした洞窟に仏像がたくさんおいてあったり、広い園内にも仏像がたくさんおいてあったり、それからこの手のスポットににありがちな男根や女陰の石像、なぜかある乃木希典の像や戦艦陸奥の遺材、歴代天皇の似顔絵など素敵なコンテンツ満載なので中部近郊にお住まいの方はぜひ一度足を運ぶことをオススメしたいスポットです。



あとは、大分県にある高塚愛宕地蔵尊には年齢の数だけ願い事をかけば叶うという信仰があって、かれこれ10年くらい前に「顔面半分顔面半分」と紙一杯に書いているものを見つけてこれは大変だなぁと思ったことがあるけど、ヒトガタとかお札であればペタッと貼って終わりなので実に合理的であるなぁと思うなどしました。

平和だった天空璋の村に秋装備の射命丸が攻め込んでくるなんて…

今は一体いつなのか。

時計やサザエさんがあるからこそ、今21時であったり日曜日であることがはじめてわかるわけで、もし今いつなのか教えてくれる時報がないと、世界はえらいことになります。月曜日の朝は寝過ごす人々が続出し、街からは待ち合わせの概念が消え去り、一体いつテレビを付けたらメイドインアビスが見れるのかわからなくなるなど、いいことと悪いことが起きます。あれ、むしろいいことのほうが多い気がするな。将来お金持ちになったら世界からすべての時計を壊してまわろう。

そういうわけで、長く生きてくるとだんだん今がいつなのか知りたくもなくなるのですが、東方の新作が出ると「あ~神霊廟が出てからもう6年も経ってるのか~」などとようやく今がいつであるか理解することができ、なんて不毛な人生を過ごしているのだと定期的に心を痛めることができます。

要は新作の東方天空璋の話なんですけど、久々に6面通しのクラシックスタイルの東方という感じで良いです。

地霊殿以降の東方を振り返ってみると、星蓮船はUFOを拾うパターンを作るゲームでしたし、神霊廟はトランスして殴るゲームでしたし、輝針城は正邪の上下反転が変化球過ぎて繰り返し遊ぶのは辛かったですし、紺珠伝はそれこそ変化球オブ変化球でナックルという感じでした。
ここまで変化球続けられると待ちたくなりますよね、ストレート。そこに投じられた天空璋の普通さ、ありがたさしかない。ずっとこのときを待っていた!必ず死なす!!ってなる。外国行って味の濃い飲み物ばかり飲まされて帰国したあとのお~いお茶の美味さというか。

ただ多少問題はあって、自機の季節が春~冬の4種類で、1面~4面が春~冬に対応するステージなので、自機の季節と同じステージのときは背景と季節アイテムが同化して地獄。特に春の季節で3面の春ステージやると、背景も桜色、季節アイテムも桜色、敵弾も桜色になってしまい、東方史上空前絶後の見づらさに。ただ、不思議なことに何回か遊んでると感覚で敵弾見れるようになってくるんですよね。このへん、ゲームシステムがどうこうというより人間の能力の不思議という感じしかない。そりゃ人体の不思議展も毎回大盛況ですわ。

難易度はシリーズの中では低め。システムも複雑じゃないし、後期東方の入門編としては鉄板の位置付けになるかもしれない。季節解放も気軽に使っていける簡易ボムのようなものだし、リソース管理の感覚を掴むのにももってこい。使うものは使い切ってから死にたいですね。大往生するときにいくら貯金があっても仕方ないし、所有資産は限りなく0円に近づけて死ぬのが最適!

STGのリソース管理と言えば、昔、原田勝彦(ゲーモク)という偉い人が『STG鉄の掟』というキリスト教の十戒みたいなのを書き残しているのでご紹介します。
  1. 適切な難易度を選べ!
  2. TVから1m以上離れよう!
  3. 「切り返し」を習得しよう!
  4. 死ぬ時も弾から目を離すな!
  5. 弾幕の隙間を見逃すな!
  6. ボムを抱えたまま死ぬな!
  7. 自機だけを見ていてはダメだ!
  8. コンティニューはするな!
  9. STGは1日1時間!
  10. 愛すべき強敵を持て!
STGは、基本的にこの十戒にしたがって遊び続けると勝手に上手くなっていくというくらい要点を掴んだ掟です。各掟の細かい解説は『ゲーム・レジスタンス』に書かれているので、気になったら本を買って参照してほしい(本人の性格が出たかなり雑な解説が読めます)のですが、やはりこの中でも「ボムを抱えたまま死ぬな!」は上手くなっていく初期においては重要で、東方は比較的ボムをたくさん拾えるゲームなので、この戒律を守っているだけで案外クリアまでは近かったりします。

天空璋は、STG初心者でもSTG鉄の掟にしたがって遊べば順調に上手くなれるという、久々にリリースされたオーソドックスなクラシック6面スタイルの東方……だと思っていたのです。平和だったこの村に秋装備の彼女が攻め込んでくるまでは……。

季節解放のポイントは、解放中に消した敵弾が季節アイテムに変わり、うまく使えばまた季節ゲージが貯まってすぐに季節解放が可能になるという点にあります。すなわち、低難度のうちは敵弾が多くないのでうまく弾消しをしてもすぐに季節解放を使えるくらいゲージが貯まることはないのですが、難易度をLunaticまで上げると消せる敵弾が画面を埋め尽くすので、普通は自機を殺すために吐き出される敵弾が季節ゲージを貯めるための貴重な餌に様変わり。
そこにバリアを展開しながら突っ込める秋装備を使ってボスの回りをクルッと回るとあら不思議。季節解放を使った直後にまた季節解放を使えるようになるではありませんか。

こんな弾幕とか完全に射命丸の餌。範馬勇次郎も「強くなりたくば喰らえッ!」とか言ってましたし、積極的に季節解放して一番敵弾の濃いところに突っ込んで行きましょう。季節解放で敵三消去→季節ゲージ回復→季節解放で敵弾消去のループに持っていくことができます。射命丸のエグいところは、移動速度が速いので季節解放中に体当たりで消せる敵弾も多いことに加え、ボム発動中にもグレイズできて季節ゲージを貯めれるので、うまく季節解放で敵弾を消せなければボムを使って季節ゲージを貯めてまた季節解放ループに簡単に復帰させられるところにもあります。おまけにボムの無敵時間も長いしね。

秋装備はNormalとかだとわりと使いどころがないクソ装備のように見えるけど、Lunaticだと弾幕を避けるのではなく、弾幕を「喰う」別ゲーとして化けます。消せる敵弾の多い5面とか6面のほうが難易度としてはむしろ楽になっていくまである。
そういう意味では、ちょっとコツを掴めば真面目に弾幕を避けなくともLunaticクリアできちゃったりするので、紅魔郷とかで苦労してLunaticクリアするよりも天空璋で射命丸さんの力を借りてクリアしておくと、楽してルナシューターになれて、キャリアロンダリングできるのでオススメ。万が一「どの東方でLクリアした?」と尋ねられたら「東方に貴賤はない」と明言せずにお茶を濁しておけばよいでしょう。

コミケのひとり反省会と評論島の頒布数ものさし



コミケへのサークル参加という実績のロックが解除されたわけですが、需要予測を読み間違えて1時間20分程度で完売してしまい、この後2時間ほどスペースに来ていただいた人に謝り続けるお仕事になってしまったことは反省点で、わざわざ足を運んでいただいた方には大変申し訳ないことになってしまいました。

毎年夏や冬になるとTwitterには頒布数量の話題が流れてきて、自分には関係がないことだと思っていたのですが、飽きもせず毎年流れてくる理由がわかりました。なるほど需要予測は確かに大変なテーマです。

結論から言うと、今回の頒布数は75部でした。
絵師さんの島とかだと回転数から見て、もっと頒布しているところが多いと思うのですが、「はて、評論島って何部くらい頒布してるんだろう??」と思い、google先生に頼んでインターネットの集合知に掛け合っても、頒布数を公開している情報が全く見当たらず、結果として目分量で適当に発注してしまったのが失敗の要因だったのではないかと思います。

というわけで一人でも同じ失敗を繰り返すことが減ればと、今後評論島で創作物を頒布したいと思っている人向けに、恥を忍んで頒布数と目安となるための実績値の記録と、それからコミケ申込から参加までの一連の流れについて残しておきます。
 

コンセプト立案からサークル参加申込まで

本を作った根本的な動機は「会計ネタでどこまで不真面目で面白い本を作れるか」という挑戦欲求みたいなものです。C92で頒布した『はじめての粉飾』は「粉飾には興味があるけど、どうやって粉飾をするのかを知っている人は少ない」という興味と知識のギャップにスポットライトを当てて作りました。本屋や電子書籍で調べましたが、類似の本はなく、スキマを埋める意味で作る価値はあると判断しました。粉飾の事例紹介の本は多いんですけどね。

そのため想定読者層は会計クラスタとはしていません。会計を知らない人でもなるべくわかりやすいようにゲーム・漫画のネタをふんだんに盛り込みましたが、これはどちらかというと自分の趣味です。書いてて一番楽しいところです。ただいつも思うんですけど、自分のネタが面白いのかどうかは自分じゃわからないんですよね。「コレほんとに面白いのか……」っていつもめっちゃ真顔です。

上記コンセプトは、サークル申込を行う際、頒布本の内容を記載する欄にエッセンスを記載するようにしました。というのも、サークル申込にあたっては「運営への意見をたくさん書いてくれると当選率が上がるよ」としっかり明示されていることから、選考スタッフの人はひとつひとつの申込内容にちゃんと目を通しているのではないかと仮定できたためです。コミケは多様性を重視する場所だと思っているので、独自性の高さを伝えることができれば当選率は上がると考えました。読んでくれる人にアピールするのも大事ですが、選んでくれる人にそれをしっかり伝えるのもまた大事です。

当然ながら「運営への意見をたくさん書いてくれると当選率が上がる」と明示されているので、自分なりの意見は書きました。実際にどれだけ効果があったのかは後になっても知る術はないのですが、せっかく申し込むのだから当選するためにやるだけのことはやりましょう。
 

頒布物の作成から頒布数の検討まで

本に書く内容自体は新たに勉強するものでもなかったので、粉飾事例集を含む会計本に目を通し、誤った内容や事実誤認等がないか注意を払うことに専念しました。それでも事実誤認があったら五体投地でごめんなさいしかない。ついでなので、目を通した会計本については「参考文献」という形で本の中で紹介しています。また、本のタイトルだけじゃなくて一言レビューもつけときました。いつも思うんですけど、参考文献って本のタイトルだけ載せられても、なんのこっちゃってなりますよね。いや、こっちはその本知らんし。せっかくだからその本に興味を持たせてくれ。

伝え方については、イラストや図を多めに用いてなるべくキャッチーになるよう心がけました。幸いにも嫁がイラストを描ける人だったので、コミケ当選の6月から入稿を行う7月中旬までの1ヶ月間で少しずつ描いてもらいました。イラストに注文をつけると時々ブーたれていたので、定期的に甘味を提供し、懐柔を図りました。

文章と絵が入り交じる関係上、デザインはAdobeのindesignにより作成しました。実はこれに一番工数がかかっています。本文作る時間よりindesignの操作で悩んだ時間のほうが長かったまである。だって使ったことないですし! 今後の人生においても殆ど使うことないんじゃないかと思うので教書買うのはもったいないし、Adobeのヘルプページだけでなんとかしましたけど、覚えてみるとすごい使いやすいねindesign。レイアウトに凝りたい人は検討してみてください。

頒布数の検討にあたっては以下の数字を参考にしました。極まってくると、こういうところからある程度は需要予測ができるようになるのではないかと考えています。
実際の数字を晒しますので、ぜひ自分の数字と見比べて予測に使ってみてください。こういうデータの一つでも公開されていれば、誰かの役に立つこともあるでしょう。
 
サンプル告知の投稿は231RT、276ファボでした。(入稿時点ではもっと少なかったですが記録なし) 
告知ページのブログのURLは23RT、18ファボでした。(入稿時点ではもっと少なかったですが記録なし) 
ブログの当該記事のはてブは3でした(画像は4ですが、入稿後のもの)


Twitterのフォロワー数は2,340くらいでした。

コミケWEBカタログの最終お気に入り数は44でした。ただ、これは直前に急増するので参考にはならないかと思います。



そして、頒布物は75冊で11時20分ごろ完売でした。
完売しちゃったので結局の答えは不明なのですが、肌感覚で150~200冊程度の需要があったのではないかと感じています。

例えばなんですけど、「( 反響が最も大きかったサンプル告知のファボ+RT)/4+フォロワー数/100」とかそういう感じで頒布数の目安が計算できる需要予測指標を作れるといいですよね。
今回の例で言うと、予測頒布数は(231+276)/4+2,340/100=150.2冊となります。おお、今適当に考えた指標なのにそれっぽい。

一定の数字の母数が必要になってくるので、ある程度SNSやってる人であることが前提になっちゃいますが、一定のデータを元に目安頒布数が算出されるみたいな指標が開発されると便利な気がするので、人類の未来の為に誰か考えましょう。しかし数字晒すの恥ずかしいなコレ…。
 

当日の設営

スペースの設営にあたってはこちらのTogetterを参考にしました。

 #即売会机のレイアウトで売上が伸びたor逆効果だった話
 
よくテーブルクロスは持っていったほうが良いと言われるのですが、テーブルクロスを抑えるアイテムがあると良いと思ったので、家にあったドラクエのメタリックモンスターズギャラリーのミミックとマドハンドを持っていたところ微妙に重さがあっていい感じでした。でも考えてみれば本があればそれだけで十分重かったね。

目が光るやつはレイメイ藤井というところの「ライトマン」というアイテムです。本来ブックライトに使うアイテムだそうですが、そういう用途で使ったことはありません。体をグニャグニャ動かせて固定できるので、エロいポーズも作り放題だぞ。

イーゼルもマスキングテープもダイソーで買ったものです。今回改めてダイソーをゆっくり見て回ったけど、想像以上になんでもあって便利ですね。お風呂の鏡の水垢のうろこ取るやつも売ってたので買って家で磨いたけど、感動するくらいピカピカになりました。浴室の鏡が曇るのイヤなんだけど、解決方法がわからなくて困ってたのでホント助かりました。

メッセージボードの黒板はAmazonで1,000円ちょい。水で消せるので、途中で書き換えて遊ぼうと思ってたんですけど時間がなくてそのままでした。

今回はあまり細かく見て回れなかったんだけど、相変わらず評論島は「何というか、世の中には色んな人がいるんだなぁ…」という感想しか出てこないくらい色々あるので見て回るだけで打ち震えます。

人の一度きりの人生はそれぞれオリジナルシナリオなのに、自分のシナリオでは取れない設定の限定ポケモンがたくさんあるので交換する必要に迫られています。即売会なんてのは、言ってみればポケモンの赤と緑を持ち寄る行為みたいなものですが、評論島とかそこにしか出てこないレアポケモンがウヨウヨいるんすよね。うちの本とか知識の一般性で言えばポッポとかイーブイみたいなもんですよ。せっかくコミケに行くならミュウツー見に行ったほうが良いです。この辺を紹介するのもそのうち一度書きたいですね。

そうそう、C93には申し込みました。色々お声がけいただいたのがとても励みになりました。ただ、当初予定外の延長戦なのでさすがに次でラストになるかとは思います。

C92で新刊「はじめての粉飾」を出します


夏コミの3日目に新刊出します。といっても既刊なんてないんで、新刊って言ってみただけです。

サンプルはこんな感じ。




人間に好奇心がある限り、クライムサスペンスには往々にして興味を惹かれるもので、アメリカの殺人ホテルの話とかかなり面白く読めちゃいますし、テレビのゴールデンタイムでは地下にトンネル掘って成功した銀行強盗の話を何度も放送しています。それらに比べると絵は地味ではあるものの、スポーツ系ワルに対して、粉飾決算も文系ワル路線として相応のエンターテイメントの可能性を持ったコンテンツのような気もするのです。アサシンクリードもGTAも面白いんだから、粉飾だって何とか上手くやりゃ面白くなるんじゃないでしょうか。あとは絵面ですよ、きっと。

そういうわけで、本書はかなりエンターテイメント路線に寄せており、いわゆる「お固い」本の多い会計ジャンルの本としては、一応の独自性をもたせることができたのではないかとは思います。

粉飾を「解説する」のではなく、粉飾を「やる」ストーリーとして、各粉飾手法に対して事例の説明は1ページしか割かず、メインは「どうやって赤字を黒字にするのか」を5パターンほど主観的に追っていく作りです。良い子は真似しないようにしましょう。

昔、ゲーム業界決算まとめって書いてたんですけど、内容はともかく雰囲気的には似たような感じに仕上がりました。結局同じ人間が作ると同じようなものができてしまうのです。だから人間は適当なところで死んで、必ず次の人にバトンタッチしなければならないのだなぁと改めて思います。



頼んだ絵のキャプションが「売り上げ」で上がってきたので「売上」に直してって言ったら、絵師にキレられましたが私は元気です。
いや、別にそれでも日本語として正しいのだけど、会計では「売上」と書くのです。きっと、こういった無駄な送り仮名のこだわりが今日もどこかで日本の生産性を落としているのでしょう。日本語に送り仮名があるのが悪い。日本語なんて適当でいいんだよって生産性向上委員会でやってくんないかな。

公用文の書き方とか発狂しますもんね。「とおり」を「通り」と書いてはいけないとか、「もしくは」は「若しくは」と書かないといけないとか色々あって、公用文の書き方の基準(PDF)読むたびに公務員の人は発狂しなくてえらいなぁといつも思ってます。


場所はこの辺みたいです。



計60ページで700円の予定です。調子に乗ってIndesignとか使っちゃったので赤字です。てへ。
日曜日東のア-52b「当たり判定ゼロ」です。よかったら来てください。

野球賭博2017


山下幸輝の趣味怖すぎるでしょ…。(クリックで拡大)

というわけで今年も12連単やります。予想というのは当たるまで書いとくと、当たっときドヤ顔できるから当たるまでやるといいです。 順位の算出方法としては、データスタジアムの2年間平均WARをベースに、35歳以上は×90%して、個人的な主観から補正かけて選手ごとの予想WARを算出して、合計で上だった順に並べてます。

パ・リーグ
1位 ソフトバンクホークス(昨年順位:2位)
去年は終盤で柳田が故障した時点で終戦感があったけど、V逸の原因は終盤の肝心なところで柳田や和田らの離脱があったためで、順当ならばやはり強力。李大浩の穴を埋めきれなかったDHについても、デスパイネを補強したことで埋まった。ウィークポイントへのドンピシャの補強はさすが。不安を強いて言うなら、ここ数年来の課題である捕手の弱さが解決されていないことくらいか。あと今宮の守備成績が落ちてるけど、まだ26歳なので単純な年度の波という認識で良いのでは。若手では上林や真砂がウエスタンで順調に打席を重ねてるけど、上林はまだしも真砂は三振の多さと四球の少なさに見られるように打席でのアプローチに雑さが残るので、もう少し時間がかかりそう。

2位 北海道日本ハムファイターズ(昨年順位:1位)
打者としても投手としても大谷の能力に疑問を呈す必要は残っていないけど、さすがに投手と野手を両方やるのはハードワークなので、だんだん年を取るとともに回復力がネックになってくるのでは。無茶しても翌日平気で起きられるのは若いうちだけなんやで…(実感)。WBC辞退の要因ともなった足の故障も抱えてしばらくは投手も難しそうだし、大谷はWARベースで去年より数字を落とすと見たほうが良さそう。また陽岱鋼の流出がある一方で、大きな補強もなし。岡は去年のBABIPが.456もあり、さすがに維持できないと思うので成績ダウンを織り込まざるをえない。西川、田中賢、中田翔、レアードらの攻撃力は引き続きリーグ屈指で、上位を維持する力はある。

3位 埼玉西武ライオンズ(昨年順位:4位)
野手陣の名前見て毎年騙されてるんだけど、今年も騙されます。ようやく山川使いだしてくれたことで、打線はずっとクリーンナップが続くようなもの。山川とか明らかに時間かかるタイプなのだからじっくり腰を落ち着けて使い続けて欲しい。高出塁率の秋山のほかにも、金子にもある程度の出塁率がついてくれば得点力はさらに上がりそう。あとはキャッチャーをそろそろ銀から変えような。問題は岸の抜けた投手陣。高橋光成と多和田はいい投手だと思うのでともに去年の100イニング前後からもう少しイニング伸ばすことで埋めれれば。あとはカーブで150km出すことで知られる相内誠クンが上で使えれば、ある程度先発の陣容も整うはず。2軍成績はアテになるので、1軍環境に慣れるまで辛抱強く使えばきっと花開く説。

4位 東北楽天ゴールデンイーグルス(昨年順位:5位)
岸を獲れたことでリーグ屈指の投手陣に。則本は毎年ハードワークしてて過労で壊れないか心配になるけど、故障までは読めないので壊れない前提で。安樂は故障で開幕絶望にはなったものの、去年後半から投球の内容は右肩上がりになってきていて、そろそろ本格化が見込まれそう。シーズン中盤からでも100イニング以上投げられれば、チームとしては十分な上積み。西武とは対象的に、楽天の場合は野手陣がネック。本来得点源を担うべきファーストにOPS0.7ちょいの銀次が座り、同様に打撃力を求められるサードの今江もOPS0.7前後という現状はどう考えても苦しい。去年HR27本のウィーラーはよくやったと思うけど、さらにHR40本とか求めるのはさすがに酷。ロースコアの接戦が増えるはずなのでリリーフ陣の頑張りがキーか。

5位 千葉ロッテマリーンズ(昨年順位:3位)
デスパイネが抜けたことで新外国人のダフィーとパラデスが中核に座るが、読めない。パラデスはメジャーで実績があるけどフリースインガータイプなので当たりハズレが大きいかも。前任のデスパイネが当たりだったので、総じて期待値はマイナス計算で良いのでは。どうでもいいけど、ダフィーとパラデスって語呂の良い外国人コンビとして数年は頭に残りそう。横浜に在籍したズーバーとドスターのコンビを思い出す。守備に難のある鈴木大地のセカンドコンバートは英断。まだ若いし、レギュラーで活躍している選手に対してこれだけ思い切った決断ができたのはさすが伊東監督。投手陣では、石川歩が若干出来過ぎな感があって昨対比の成績悪化を見込んでみたけど、シンカー系のゴロピッチャーなので、案外のらりくらりと良成績残し続けるのかもしれない。

6位 オリックス・バファローズ(昨年順位:6位)
去年最下位の戦力から更に糸井が流出したのは痛い。糸井クラスの選手の代わりを見つけてこいと言われても普通はそう見つからない。新外国人のロメロが爆発するなどの嬉しい誤算がない限り計算上かなり厳しい。吉田正尚が腰痛でオープン戦の欠場が続いているのもマイナス要素。人工芝の京セラドームで腰痛抱えるのは尾を引く可能性あって怖いね。あと伊藤光がいつの間にか完全に内野手になってるけど、ファーストやサードでやれる打撃力の選手じゃないだろと思う。投手陣ではエースの金子千尋が2年連続で成績が悪かった。手術以降衰えたと見ていいんだろうか。新外国人のコークはOP戦良成績。メジャーでは凡庸な成績も、日本に来てからは四球が著しく少ないのが目につく。ボールが合ってるということかもしれない。

セ・リーグ
1位 広島東洋カープ(昨年順位:1位)
黒田が引退でイニングに大きく穴が開くも、去年あまり投げてない大瀬良と2年目の岡田明丈が順調にローテを回れれば十分穴は埋めれるのでは。特に大瀬良は三振を取れるピッチャーで、K/BBも毎年優れた数字を出しているし、故障がなければリーグ上位の成績を出せるポテンシャルはあると思う。リリーフ陣では去年に引き続きジャクソンが期待できる。平均球速はリーグ2位で、やはり球が速いピッチャーはそれだけで正義。「タナキクマル」はいずれも若く、中日が強かった頃の荒木井端福留を思い起こさせる。しばらくは彼らの時代が続くのでは。新井さんの昨対比悪化を見込んでもオールスター級の野手を多数抱える打線はなお強い。連覇の力は十分。

2位 読売ジャイアンツ(昨年順位:2位)
オフは大補強も、去年枚数が足りなくて長谷川とかまで投げてた先発、貧打の原因となった外野、高木京介が抜けて山口の登板過多に繋がった左の中継ぎと例年になくポイントは的確。ただ山口俊は肩をやってるので長引きそうなのと、陽岱鋼も開幕間に合いそうにない状態と、出足から躓いている。また、トレードで獲った吉川光はハムの後期から三振が取れなくなっており、明らかに直球が劣化している。ネームバリューはともかく、内容を見ると微妙感溢れる補強で、去年WAR1位を記録した坂本の「坂本個人軍」状態はまだ続くのでは。新外国人のカミネロは確かに速い。速いというのはそれだけで素晴らしいのだけど、あのフォームだとコントロールに不安が残るし、時折四球で崩れることがあれば総じてほどほどの成績にしかならないのでは。

3位 阪神タイガース(昨年順位:4位)
ショートの定位置を奪った北條の伸びしろに期待できる。去年の後半くらいからボールに対して強いコンタクトができてるし、待球もしっかりできてるから四球も取れてる。フルシーズンで出ればそれなりの成績を残しそうだし、昨対比という考えでみれば鳥谷から北條に代わったことで守備力もプラス。藤浪岩貞メッセンジャーと、ローテに優れたピッチャーが揃っていることが強みなので、セカンドに大和をおいて守り勝つ野球を目指しても面白そう。打線は糸井が入って厚みを増すも、ゴメスの後釜としての長距離砲を探してこなかったのは糸井福留の出塁力を考えると編成上惜しい点。腰の問題はあるのだろうけれど、可能であればキャッチャーに原口を据えて、ファーストにはランナーを返すタイプの長距離砲を置ければ相当強いチームになったはず。

4位 東京ヤクルトスワローズ(昨年順位:5位)
ほぼ山田のワンマンチーム。巨人の坂本依存も大概だけど、ヤクルトの山田依存はそれを上回る。一応4位に置いてるけど、早期に山田が離脱したら即最下位という、一つのヒット商品頼みの一本足打法のメーカーみたいな状態。投手陣に課題があるのは誰の目にも明らかなので、オーレンドルフやブキャナンを補強。ただいずれもエース級にはなりえなさそう。高卒の寺島は早々に故障したけど、チーム状況によってはシーズン後半には学徒動員がありえるのでは。個人的に寺島は杉内タイプのエースピッチャーになりえる素材と思うので、急がずじっくり育てて欲しい。ドラフトの時Twitter休止してたのクレバーさを感じさせる振る舞いだった。18歳はもっと能天気なのが普通だと思う。

5位 横浜DeNAベイスターズ(昨年順位:3位)
センターラインの弱さが解決されない限り3位が上限だと見てるけど、そこに大きな改善が見られなかった上に、山口俊の100イニングを埋めるという課題がプラスで加わったのは若干重たい。先発ローテ候補として獲得したクラインが、OP戦で四球祭りという最悪な原因で燃えまくってるのも前途多難を感じさせる。一方、クローザー候補のパットンの方はメジャーでも3Aでもイニング以上の三振を奪えており、リリーフとしては広島のジャクソン級としたWARで計算してみたものの、主力のストレートも150kmくらいで動画見てもそこまで極端なフォームにも見えないんだけど、何か打者から見て打ちづらいところがあるのかもしれない。筒香は未来の日本の4番とずっといい続けてきたので、先般のWBCは感無量でした。

6位 中日ドラゴンズ(昨年順位:6位)
セ・リーグの3~6位のチーム力はわりと似たり寄ったりで、中日もゲレーロビシエド平田のクリーンナップは強力だと思うので、最高3位まではあるかと思ったけど、柳裕也の出遅れと小笠原慎之介も開幕間に合いそうににないのを決め手に6位としました。ゲレーロはマエケン曰く「打撃は凄いけど、守備も(ひどい方に) 凄い」だそうで、OP戦の経過も順調で、一定の期待はできそう。外野で使えるといいよね。ビシエドは去年後半悪かったけど、総じて見ると思ったより四球が多く(9.3%)三振が少なかった(14.4%)ので、日本のピッチャーのボールを良く見れてたと言っていいのでは。去年以上の成績を残せるかもしれない。投手陣は去年故障していた大野のイニングの増加が見込まれて伸びしろはあるけど、ローテをバルデスやジョーダンに頼ってるうちは厳しいか。

レートはへビジューで(風化させていかないスタイル)。よろしくお願いします。
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