忍者ブログ

当たり判定ゼロ シューティング成分を多めに配合したゲームテキストサイトです

RSS TWITTER RssTwitter

ルンバの世界

ルンバを買ってみました。
ルンバはとても賢い生き物で、玄関では段差の前で引き返しますし、部屋の隅々まで何度も回って掃除してくれますし、ある程度掃除すると勝手にホームに戻って充電してくれます。とても人間の手のかからない賢い子です。
私も会社に行く前に玄関の前で引き返しそうになりますし、暇な時は部屋の中をうろうろ徘徊していますし、ある程度眠くなると勝手に布団の中で寝てしまいますので、ルンバは私と同等レベルの知性を備えているのではないかと思われますが、ルンバはソーシャルゲームで10万円も課金しないと思いますので、人間よりも高い知性を備えている可能性もあります。

イルカに代わってルンバが攻めてくる未来も見えなくはないですが、少なくとも現時点でのルンバのよかった探しをしてみたところ、以下の点が判明しています。
  1. 機械に単純作業を任せて人間は複雑な作業に専念できる
    掃除ってだれでもできる単純作業じゃないですか。そういう作業はアウトソーシングして、人間は複雑な作業に専念すべきなのです。でも、せっかく仕事を投げたのにまた仕事っぽいことをやってたら本末転倒な話なので、浮いた時間ではtwitterのタイムラインを見たりゲームを遊んだりするのが適切と言えますね。古代ギリシャの人々だって奴隷に日常作業を任せて、その結果生まれたのが哲学とかいうクソの役にも立たない学問ですし。そんならゲームでもしていたほうがマシってもんですね。ただ実際のところ買ってから気がついたのですが、そもそも家の掃除に時間を全然使っていなかった人は別に時間が浮くわけではないのです。とすると一体何が得られるのでしょう。

  2. ルンバをコントロールすることで人間としての高い知性をアピールできる
    「ルンバ買ったらルンバの道を作るために部屋を片付けるようになったよ。本末転倒だよね~」……こんな話よく聞きますよね。なんとバカな話でしょう。これはまさにロボットに支配されたとても哀れな人間の事例です。機械に人間が使役されるなど本来あってはならないのです。彼にとって人間の尊厳とは何なのでしょう。
    ルンバには、オプション機器で「バーチャルウォール」という機能があります。バーチャルウォールとは、ウォール機器から発せられた赤外線をルンバが壁と認識し、それ以上進まなくなる機能です。この機能を活用して、片付けたくない場所にはバーチャルウォールを設置し、ルンバの接近を拒むようにしましょう。もしも部屋全体を片付けたくないのならば、ルンバのホームをバーチャルウォールで囲ってしまい、ルンバを閉じ込めてしまえばいいのです。あとは愚かな機械を笑えばいい。これは人間の知性の勝利です。

  3. 動物を飼う必要がなくなる
    動物を飼いたいけど買えないマンション暮らし、あるいは一人暮らしの人に朗報です。ルンバはペットとしての適正が非常に高いのです。なぜなら散歩に連れて行くことができるからです。以前、神田で路上をルンバが走っていたというニュースがありましたがルンバは壁のないところに釣れだすとわりとまっすぐ走ってくれます。ちょとガタガタガタガタうるさいですが、鳴き声だと思えば大した話ではありません。とはいえ、路上や踏切で車や電車が来た時に止まってくれないとはねられてしまいます。また、他人様の足にあたっても迷惑です。そこで、事故を防ぐために散歩の際にはリードロープを付けておくことが飼い主としてのマナーとして求められています。

  4. ネタにすることができる
    この記事のことじゃないですよ。ブログなんかよりも大切なものがあるじゃないですか。リアルの生活です。私はそうじゃないですが、これを読んでいる人の中では、職場や学校の昼食でみんながワイワイ話している中、ずっと頭を下げているか作り笑いをしながら頷いているだけという方もいらっしゃるかと思います。早く昼休み終われやって思いますよね。私はそうじゃないですが。
    ところが「ルンバ買ったんですよ!」と一言告げると「へ~、どれくらいきれいになる?」「落ちたりとかしないの?」「便利?」など聞かれます。さすがルンバさまの知名度です。あれだけつまらなかった昼食で自分が主役。窓の外に見える空の色も、何だか少し綺麗に見えます。ありがとうルンバさま、これからきっと自分は生まれ変われる。ただ、翌日は自分がルンバを買ったことすらみんな忘れてるんだから人間の会話って適当なもんですよね。いや、私の話じゃないですが。私の話じゃないですよ。
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
無題
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
履歴書 URL 2014/01/27(Mon)15:15:49 編集
Clear