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図書館の恐ろしさについて

図書館に行くと、得も知れぬ劣等感に襲われます。
一体全体あの人たちは、揃いも揃って何の勉強をしているのでしょうか。
学校だったらわかるんですよ。学校だったら。
学校であれば、文科省から与えられたカリキュラムに沿って教師から与えられた課題を一生懸命やっているだけでしょう。つまり、彼らが何を勉強しているのかわかるという安心感があるのです。

ところが、図書館だとこれが一変します。
英語の辞書を片手に何か書いてる(らしい)人も居れば、得体の知れぬ参考文献を見ながら細かい字でノートをとっている(ように見える)人も居ます。
(らしい)とか(ように見える)としか書けないのは、通りすがりにチラッと横目で見ることしかできないからです。
まさか「何を読まれているのですか?」などと聞くわけにもいきません。邪魔者扱いされることうけあいですし、どちらかというと変質者と見られる可能性が高いでしょう。(実際のところ、私は変質者ですので、あながち間違いではないのですが)

つまり、彼らが何をやっているのかは永遠の謎なのです。
これはちょっとした恐怖ですよ!
人は理解できないものに対してもっとも不安になります。
したがって、図書館はクトゥルフ神話のアーカムシティより多分怖いです。

彼らは私の知らないあんなことやこんなことも知っているに違いないのです。彼らのそばを通るたびに「何か難しそうなことやってるなぁ」と私の劣等感は煽られます。次第にゾクゾクしてくるので、胸の中で生まれた仄暗い気持ちが爆発しないうちに図書館を退去することを迫られてしまうのです。
え? 図書館でゾクゾクなんてしない? そう。

上記のように、図書館は一般的に恐怖の象徴として認知されている昨今ですが、今日の図書館はそんな私を少し優しい気持ちにさせてくれました。
荒涼たるマッドシティたる東京。
その中心部にて、ほっと心温まる光景が展開されていたことは、人類もまだ捨てたものではないなと、未来への希望の萌芽を感じさせるところもあるでしょう。
神はニーチェという西洋人に殺害されたと聞き及んでおりましたが、そんな話を素直に信じた過去の私を恥じたい思いです。

まさか千代田区立図書館の共用フロアのネット接続用PCで「うみねこのなく頃に」を堂々と遊んでいる奴がいるとは。

…みんな後ろで見てますよ。

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